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たまごができるまで

一般的に、畜産を営む場合は人里から離れたところを拠点にすることが多いです。
生き物を扱う以上、匂いや鳴き声といった臭害や騒音が避けられず、地域のみなさまに迷惑がかからないようにするためです。
しかし、そうすると地域の方々との交流の場が減ってしまい、社会的に孤立することになってしまいます。

東海林養鶏場では、地域のみなさまとの繋がりを大切にしています。
美味しいたまごを開発するにはご近所さんやお客さまのご協力が必要不可欠です。
そのため、山奥ではなく街中に養鶏場を作りました。
そして、周りの方々に迷惑がかからないための対策を考えました。

その第一弾が匂い対策です。
ニワトリのエサを植物性のものに変えることで、ニワトリの体臭やフンの匂いを抑えることに成功しました。

また、他の農家の方々と協力したプロジェクトを積極的に考案し、参加しています。
お米や野菜の収穫時に出る廃棄物をエサに活用する方法など、SDGsにも関連した取り組みを行っています。

美味しいたまごをみなさまに届けること。
ニワトリにとって良い環境づくりを行うこと。
地域のみなさまとの絆を大事にし、地元の活性化に貢献すること。
東海林養鶏場は、これからも多くの目標の実現に向けて研究を続けます。

たまごの誕生秘話

完成するまで5年
納得のたまご

至福のたまご

黄身の余韻

世の中にはいろいろなたまごがあります。
栄養が豊富なたまご。
味が濃いたまご。
黄身が赤いたまご。
どれも個性があって、じっくり研究した上で作られています。

しかしそんなたまごたちの中で、心の底から美味しいと感動するたまごは一体いくつあるでしょうか。
私たちが食事をする際に一番重要視すべきは「美味しさ」です。
栄養が豊富でも、見た目が美しくても、美味しくなければ満足感は得られません。
みなさまに、本当に美味しいたまごを届けたい。
たまご好きな方に、最高のたまごを食べてほしい。
たまごが苦手な方でも、美味しく食べられるたまごを作りたい。
当養鶏場のたまごは、そんな思いで開発がスタートしました。

最初に作ったたまごを、老若男女10人に試食してもらいました。
すると、感想は十人十色。
美味しいと言う人もいれば、イマイチだと言う人もいました。
味の好みは人それぞれですから、違う感想があって当たり前です。
しかし、この10人全員を「美味い!」と唸らせることができれば、それは最高峰のたまごだといえます。
そこからは、試行錯誤の日々が続きました。

生たまごの独特な匂いが苦手だという人がいました。
そこで、エサを動物性のものから植物性に変えました。
すると匂いが軽減され、同時に白身のドロドロ感も改善されました。
その結果、匂いが苦手だった人に加えて白身が苦手だった人からも美味しいと言ってもらえるようになりました。

こうして、10人それぞれの感想をこと細かに分析して改良を加えていきました。
感想を聞く、分析する、研究する、試食する…を繰り返して5年が経ったころ、ようやく10人全員から「美味しい!」と言ってもらえたのです。

黄身の余韻は、ニワトリと開発者だけではなく、ご近所さんやお客さまも巻き込んでみんなで作り上げた「みんなの夢と希望がつまったたまご」です。
だからこそ、美味しいたまごだと自信を持って断言できます。

にわとりへのこだわり

にわとりにとって快適な環境を

にわとりはたまごを生産してくれますが、決して機械ではありません。これまでの養鶏は生産性を高めるために、過酷で不自然な環境でにわとりが育てられてきた歴史があります。しかし、欧米を中心に、にわとりを含む家畜に対しても快適な環境で育てるべきであるという「アニマルウェルフェア」の考え方が広がりつつあります。
私たちはもともとにわとりをパートナーとして考えています。だから、なるべくストレスのない環境で大事に育てています。美味しいたまごのためには、健康な親鶏であることが必要不可欠なのです。
これからもにわとりに快適に過ごしてもらえるように、私たちは改善を続けています。

3つのポイントの所

ケージ飼いの理由

にわとりにとって自然な環境といえば放し飼い、平飼いではありますが、フンの付着による病気の発生が起きやすい飼養方法でもあります。そのため、私たちは病気の予防のためにケージ飼いを選択しています。ケージ内であっても1羽あたりの動けるスペースを広くして、なるべく自由に動けるようにしています。

強制換羽の不実施

「強制換羽」とは、たまごの質や産卵数が低下したにわとりに対して10日ほどの断食をさせ、強制的にまたたまごを生みやすい体にする飼養方法です。強制換羽の間、にわとりは水以外を口にすることができません。効率よくたまごを生産したいという人間の都合に合わせて大変な想いをさせることは私たちの信条に反します。だから私たちは強制換羽を行いません。

空気の通る鶏舎

世の中にはウインドレス鶏舎というものがあります。飼養環境が天候に左右されなく、安定してたまごの生産ができるため広く使われていますが、にわとりは陽の光を浴びることはできず、外気を感じることもできません。私たちの鶏舎は開口部が大きく、風が通り抜けるようになっています。雨や雪の対策をしながらも自然環境に近づけられるよう努力をしています。

エサへのこだわり

ヴィーガンなニワトリ

美味しいたまごを作る上で一番大事なのが「ニワトリの腸内環境」です。
人間も、腸の調子が悪いと体のあちこちに悪影響が出てきます。
ニワトリも同じです。
腸内環境が整っているニワトリは元気で丈夫になり、美味しいたまごを産みます。
ニワトリの体を重視した結果、植物性のエサのみを使用することになりました。

選りすぐりの植物性の成分と菌を配合し、ニワトリにとってヘルシーなエサが完成しました。
こうして、東海林養鶏場のニワトリはヴィーガンになったのです。

ただ健康意識が高いだけではなく、ヴィーガンなニワトリにはいくつものメリットがあります。

まず、匂いです。
一般的なニワトリは動物特有の匂いがします。
しかしたまご共和国のニワトリはヘルシーな食事を行っているため、あまり匂いがしません。
動物の匂いにつられて来るはずの虫もあまりいません。
そのため、鶏舎内を常にキレイな状態に保つことができるようになりました。
ニワトリだけではなく、たまご自体の匂いも軽減されました。
生たまごの白身から香る匂いが減ったことで、一日に何十個も生たまごを扱うパティシエさんからも好評のようです。

次に、たまごの味です。
エサに不要な成分を入れてしまうと、たまごの味に雑味が出てしまいます。
本当に必要なものだけをエサに取り入れることにより、ストレートな旨みを感じられるたまごができました。

食感にも特長があります。
黄身はとろけるような食感に。
白身はつるんとしてクセのないサラサラな食感に。
たまごが好きな方にも苦手な方にも受け入れられる食べやすい口当たりとなっています。

東海林養鶏場では、ニワトリの安心と健康を第一に考えています。
ニワトリの体調とたまごの美味しさは比例しています。
これからも、ニワトリの体や環境を整える取り組みを続けていきます!

植物性油脂による旨味

植物性油脂である「米油」を混ぜた飼料を与えています。これにより、たまごの中に旨味成分が移行し、みなさんが口に入れたときにも「旨味」を感じられるようになります。

若鶏が生む、喉ごし良いたまご

若鶏(産卵開始から半年以内)のたまごのみをみなさんにお届けしています。若鶏のたまごは殻が硬く、白身の盛り上がりがあります。そのため、ツルッとしたのどごし良いたまごになります。

たまご独特の臭みのない風味

鶏の飼料の中にはラードや魚粉などのような動物性のものが含まれているものもあります。しかし、こうした動物性飼料を使わずに、米油や海藻粉末で代替し植物性のものだけで育てています。そのためたまご独特の臭みがなく、さっぱりと召し上がっていただけます。

たまごへのこだわり

「美味しい」と思えるたまごとは

そのまま食べて純粋においしいと思える卵を作りたい。
そんな思いから誕生したのが『至福のたまご 黄身の余韻』です。この卵の最大の特徴は箸でつかめるくらい新鮮な黄身。そして初めて出会う白身の食感。
(卵本来のコクのある濃厚な旨みが絶妙で、後味はさっぱり感が強くコクだけが余韻として残ります。)
最初は卵かけごはんで食べてみてください。普通の卵と味の違いがよく分かると思います。
また、老化などの原因になる活性酵素を退治する、抗酸化作用のある「アスタキサンチン」を含んでおり、美意識の高い卵でもあります。

おいしさの秘密

黄身の余韻は、「大地の恵み」と「海の恵み」を融合させた当事業所オリジナル飼料とEM活性水で育った親鶏『こまち美鶏』からの贈り物です。また、『こまち美鶏』は動物性タンパクを使用せず、植物性タンパクで飼育されています。

大地の恵み

秋田県横手市産あきたこまち生米糠とリノール酸が豊富な、なたね油粕を主体とした飼料

海の恵み

ヨウ素・ミネラルが豊富な海藻粉末を飼料に添加

味マップ

「一般的な白卵平均値」と比較して、黄身の余韻はコクがあり、特に濃厚な旨味が特徴的と言えます。

旨味棒グラフ

「一般的な白卵平均値」と比較して、黄身の余韻は旨味が特徴的と言えます。

味のバランス

「一般的な白卵平均値」と比較して、黄身の余韻はコクがあり、雑味は少なく旨味は濃厚。また、持続性の高いコクも特徴的です。卵本来の濃厚な味わいを感じ、また、後味の残り具合は少ないのでしつこくありません。

これからのたまご

よりよくしていくこと

いま販売しているたまごは、みなさまの意見をもとにどんどん改良していきます。
買って食べてみたものの、「自分の理想とはちょっと違うな」と感じるかもしれません。
その素直な感想をぜひ教えてください。

あなたの感想がきっかけで、もっと美味しいたまごに進化するかもしれません。
当養鶏場のたまごはみんなのものであり、みんなで作り上げていくものです。

あなたもすでに開発チームの一員です。
たまごの高みを目指すため、みんなで力を合わせていきましょう!